団員紹介

2024-08-11更新

血パンダとは »

片山 翼(かたやまつばさ)

富山大学理学部中退
小学校からサッカーを継続し、審判員としても活動。
全日本少年サッカー大会での審判員も経験。
来富後、毎年スノーボードの腕を磨き、現在では立山山麓スキー場らいちょうエリアを中心に、富山県内外でインストラクターとして指導を行う。
また、中学時代には陸上、最近ではマラソン、野球、テニス、サーフィンなどに挑戦。
2021年1月に劇団血パンダ加入。演劇未経験ながら同年3月の公演「残り香のありか」にて、人生初の舞台に立つ。その後も公演と稽古を続け、鍛錬を重ねている。

金澤 一彦(かなざわかずひこ)

革職人。靴、鞄修理専門店「Repair Club 」オーナー。
1980年代中頃、ロック系バンド「スーパーキャット」を結成、芦屋市のライブハウス「メルティングポット」を中心に活動。
2014年、ワークショップ「芝居を創る」の参加をきっかけに富山県内で活動している劇団を探し、「血パンダ」に加入。
その後の全公演に出演し劇中の楽曲や「チパンダ・シャンシャンズ」にてギター担当。
外部出演、KNBラジオドラマ「タイムカプセルとおじいちゃんの秘密」
映画『デンサン』。
映画『僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い』釣忠佳役。
演劇「タニノクロウ×オール富山」『ニューマドンナ』常連客:茂役。
テレビCM 「サマージャンボ宝くじ 富山編」など。


小柴 巧(こしばたくみ)

富山大学人間発達科学部卒業
非正規就労者
呉羽高等学校在学中、放送演劇部にて長澤泰子に朗読の指導を受ける。
NHK放送コンテスト朗読部門で全国大会出場。
富山大学在学中は、演劇サークル「劇団ふだい」に所属。
演出、役者を中心に演劇活動を行い、劇団血パンダにも客演として出演する。
大学卒業後は血パンダで団員として演劇活動を続ける。


長澤 泰子(ながさわやすこ)

早稲田大学第二文学部演劇専修卒業
ナレーター、朗読家、朗読教室講師
早稲田大学在学中は現代劇、古典、映画などを幅広く学びながら、日本現代演劇、ベケット、平田オリザを研究。
在学中、劇団「ダナエ」を旗上げ。現代口語演劇「コーヒー」他を上演。
卒業後帰富。ナレーター、朗読家としての活動を開始。
CM、テレビ番組などのナレーションを年間120本以上こなす。
音楽家とのコラボレーションで詩や物語の朗読を数多く行う(クラシックの雫シリーズ、あすなろ小児歯科コンサートシリーズなど)。
2007年、FMとなみ「ドリームトライ」パーソナリティ。
2008年、KNBミニ番組「教えて!豆電Q」に、先輩主婦やすこ役で出演。
2012年、劇団血パンダの旗揚げに参加。以降、全ての公演に出演。
2013年より、県内の高校放送部にて朗読の指導を開始。2018年からは、富山と高岡のカルチャースクールにて、大人のための朗読教室を開講。現在、県内の朗読教室では、最多のクラス数をもつ。
2022年より内川Studioで内川朗読教室を開講。
2023年、富山県芸術文化協会より、演劇部門奨励賞を受賞。
ケーブルテレビ富山制作のドキュメンタリー番組「富山の仕事人〜新プライド」にて、俳優、長澤泰子としての活動が紹介される。
チューリップテレビ「なすなかにしのバズっちゃ!」に朗読講師として出演し、中西茂樹の元カノとして話題に。
近年は朗読家としての活動にも力を入れている。
ギタリスト大橋俊希との作家朗読シリーズ「春の心臓」(芥川龍之介)「山羊の歌」(中原中也)や、仲悟志、西田宏美(クラリネット)、大久保リナコ(パーカッション)とのユニット「Traceroute」での試みが好評を博した。
YouTubeチャンネルを開設。夏目漱石「夢十夜」の全編朗読のほか、怪談の朗読が人気。
劇団内バンド「シャンシャンズ」ではボーカルと鍵盤ハーモニカ担当。
WEB:https://nagasawayasuko.net/


二上 満(ふたがみみつる)

立命館大学文学部文学科哲学専攻卒業
和菓子職人
呉羽高等学校在学中、放送演劇部にてNHK放送コンテスト全国大会出場、NHKラジオドラマ出演。
立命館大学在学中に自主映画製作サークルにて数本の映画に携わる。
卒業後金沢にてタウン誌の編集営業として、定期刊行物、新雑誌立ち上げに携わる。
帰県後和菓子職人としての生活を始める。
和太鼓奏者として活動し、日本各地、アメリカでの演奏も経験する。
その後、劇団血パンダ結成に携わり、短編映画「小麦粉、上白糖、卵」にて主演。以後ほぼ全ての公演に参加。
外部出演はTBSドラマ「最愛」、大塚製薬ウルオスパブリシティ番組、TUT「とびきり木曜日」KNB「5時間耐久ラジオ」BBT「BBTスペシャル」など。
2023年AUBADE HALL Produceタニノクロウ×オール富山3rd stage「ニューマドンナ」にて、和菓子職人として、公演とコラボレーションのどら焼きを制作、販売。


麻那古 春香(まなごはるか)


富山県立保育専門学院卒業
保育士
小学生の頃、わらび座ミュージカル『天草四郎』を観劇して感銘を受け、高校では演劇部に所属。
高校卒業後は演劇から遠ざかっていたものの、一念発起して活動を再開。
2023年、井上大祐企画朗読劇「移動図書館」出演。劇団P.O.D.「レバア」出演
2024年、劇団からくり玉手箱「オズの魔法使い」出演。
劇団血パンダ「冬の練習問題」出演を期に、血パンダに加入。


山﨑 広介(やまざきこうすけ)

Phillips大学日本校英米文学部卒業
庭師、山﨑広介箱庭設計主宰
大学卒業後、突発的好奇心で造園の世界に飛び込む。
以降、山﨑広介箱庭設計の主宰として多くの作庭、ランドスケープ事業に携わる。
その過程で、2016年ごろから、花人であり、minamo店主の藤木卓とのユニット「名付けようの無い季節」を結成。
植物による空間装飾やパフォーマンスを通じて、あらゆる環境でゲリラ的活動を重ねるうち、自身も舞台に立つ形に活動内容が変貌していく。
2020年、AUBADE HALL Produceタニノクロウ×オール富山2nd stage「笑顔の砦 ’20帰郷」にて初舞台を経験した後、仲に誘われるまま「血パンダプロデュース」の公演に参加した後、血パンダの団員となる。
映画『僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い』ダイブツ役。
好きな言葉は「土日祝」。


[記録、撮影] 木下 裕輔(きのしたゆうすけ)

富山大学経済学部卒業
団体職員
富山大学在学中に『小麦粉、上白糖、卵』の撮影に関わり、劇団血パンダとの関係が始まる。以降、写真撮影の腕、映像編集の腕を発揮。NHK全国大学放送コンテスト音声CM部門優勝。
大学卒業後は、新聞記者、期間業務職員を経て、現在は団体職員。
7年半かけて全国25競馬場を巡り、サラブレッドの躍動する姿を写真に収め続けた。コンテスト入賞実績あり。


[作、演出] 仲 悟志(なかさとし)

大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退
白玉古本店店主
1989年、高校卒業後、富山県にて同世代の高校演劇部の男子と結託して「劇団なかよし」を結成。劇作と演出を担当。
1995年、大阪芸術大学在学中に「擬装劇団白玉」を結成。劇作と演出を担当。
その後、複数の劇団が合流して「擬装機械王子」と改名、引き続き劇作と演出を担当。大阪、東京など多方面で上演活動を展開。
1999年、映画監督柴田剛の長編『おそいひと』の企画と原作を担当。
『おそいひと』は、2004年東京フィルメックスにてワールドプレミア。これを皮切りに、世界各国の映画祭で、新たな視点を示す作品として絶賛される。
富山に帰省後、演劇仲間が集まらない間は、ローカルを刺激する活動を主に行う。
2011年富山県射水市界隈に、パキスタン出身者が経営するカレー店が多数存在し、統計的にも富山県のカレー消費量が水準以上であるという判断から、SNS経由で集った仲間と、富山カレーフェスタを準備、開催。
また、2016年から4度にわたり、当時は日本海側初、都市として最小のTEDイベントとなるTEDxHimiを実行する。
2011年、富山短編映画祭の開催にあたり、短編映画制作の依頼を受けたことをきっかけに『小麦粉、上白糖、卵』を制作。「劇団血パンダ」を結成。
以後、氷見市の商店街全体を舞台にした市街劇「ねずみくずし」を皮切りに、富山県内各地の空き店舗や飲食店を利用して公演活動を行う。
全上演作品の劇作、作詞と演出を担当。
2013年、THE NOVEMBERS「dogma」MV出演。
2019年、富山県射水市の旧新湊内川エリアに、拠点となる内川Studioを開設、血パンダの稽古のみならず、近隣劇団の稽古場としても提供、ゆるやかに小劇場化を進めている。
2020年、柴田剛監督『ことの始まり』脚本。新型コロナ流行の兆しの中、血パンダの拠点内川Studioにて、短編映画を制作。
AUBADE HALL Produceタニノクロウ×オール富山2nd stage「笑顔の砦 ’20帰郷」に出演。20年ぶりに演者として演劇に関わる。
2022年、豊岡演劇際2022で上演された『滝ヶ原芸術際ツアー2022』にテキストと構成を提供。
朗読と演奏家をフロントとするユニット、Tracerouteにコンセプトとテキストを提供。金沢ナイトミュージアムに参加。
2023年、富山県氷見市にて、氷見地域劇団「ひみのや」を結成、地域の文化活動としての演劇のありかたを模索。


[音楽・音響] 美谷 真希(みたにまさき)

大阪外国語大学(現・大阪大学)外国語学部スペイン語課卒。
非就業生活模索者
2005年頃から音楽活動が活発になり、バンドでの音楽活動を通じて海外でのフェス出演や国内ツアーなどを経験する。
2006年、2007年、2009年と日本国内最大のワールドミュージックの祭典「スキヤキミーツザワールド」に出演したことをきっかけに、運営にも関わるようになる。
現在は、「スキヤキ…」のワークショップや公開インタビューの企画・運営を行う部署を担当。
演劇よりも映画や小説を好み、血パンダであればいわゆる演劇の音響や劇伴制作とは
違った角度から表現できるものがあるのではないかと考え、2020年ごろから音響担当として行動をともにする。また劇団内バンド「シャンシャンズ」でも作曲・編曲・
プログラミング・演奏(エレキベースとディジェリドゥ)を担当。
2021年ごろより、ソロプロジェクトOne Drop Noteとしても音楽活動を展開。
2024年より、家のローン完済を期に、無職の立場から生活と創造の持続的なバランス維持を模索中。