血パンダログ

血パンダのブログ。誰かが何か書きます。

『なんのきざしもない』戯曲公開

演劇ユニット、シアターサインにて公演を行った『なんのきざしもない』の戯曲を公開します。 女性三人による会話劇。三十代前半以上の同年じ年齢という設定です。70分程度。 初演は2024年1月石川県金沢市スタジオ犀、富山県射水…詳細»

Tracerouteで試みた技法

Tracerouteは、以下の方法で朗読と音の関係を再構築しました。 技法の現在状況を公開するので、追加実験を試みてこの技法のブラッシュアップに協力していただければ幸いです。 今後のブラッシュアップの内容としては、朗読の…詳細»

Tracerouteの話しを小出しに【その2】

クラリネットの西田に初めて血パンダの演劇に関わってもらったのが、血パンダの公演『Generalprobe』の初演時なので、2017年だ。 『Generalprobe』は、どこかの劇場の片隅での劇場スタッフの会話と、たまた…詳細»

Tracerouteの話しを小出しに【その1】

8月に、金沢ナイトミュージアムの企画に参加する。 朗読ユニットTracerouteとして、朗読を長澤泰子、クラリネット西田宏美、パーカッション大久保リナコの3名による、朗読と音楽の関係の再構築の試みの実演だ。 Trace…詳細»

基礎と人間性

実は、何かにつけて基礎について考えるシリーズは続いている。 とあるフレンチのシェフに「基礎ってなんですか?」と問うてみたところ、さらりと「人間性だよ」と返事が返ってきた。 シェフによれば、気合いが入りすぎて我が出て基礎を…詳細»

基礎と解像度

最近、基礎とか解像度とかいう言葉が自分の中で流行っている。 クラリネット奏者の西田さんと、近くあるコンサートの打ち合わせをしていて、基礎についてのハナシになった。 実は西田さん、数年前から剣道を始めており、現在初段。 高…詳細»

『明日のハナコ』稽古佳境。

「高校生向けだなぁ」という当初の印象を撤回します。読みが浅かった。 稽古が進んで、『明日のハナコ』の台本を、高校生の代わりにではなく、大人として演劇に立ち上げるところまでたどり着くことができた様に思う。 恐らくは、高校生…詳細»

『明日のハナコ』の稽古を始めて思うこと

高校生だった頃に自分が大人にできた抵抗といえばなんだろうかと思い出してみたが、あの頃、実際にできた有効な抵抗なんかない。なかった。 内履きのズックが濡れたので、学校のスリッパを履いて体育館で演劇の稽古をしていたところ、ス…詳細»

演劇を見る場所

プロデュース公演『真昼の薮』の金沢公演の会場となったKappa堂は、金沢の飲み屋街、新天地の端にあり、間口2間ほどの狭い場所だった。 氷見では、ショッピングセンター内のテナントが抜けた空きスペースを利用する。 何度か劇場…詳細»